長岡京市は、本年10月、市制施行50周年を迎えました。
過去50年市民生活の為のインフラ投資、特に交通の利便性を高める道路交通網の整備・医療施設の充実、福祉・介護・少子高齢化の対応等、市民生活の充実を図りながらも、長岡京の美しい自然と文化・歴史を守り育てて参りました。
多くの自治体が人口減少に直面する中、長岡京市は飛躍的な発展を遂げています。次の50年を展望した時、さらなる課題、とりわけ地球温暖化に伴う、エネルギー変革、感染症対策、安心安全な食料確保、看護介護、少子高齢化への対応など課題は山積しています。
「長岡京の未来を創る会」もこの町の魅力を高め、誰もが安心安全にクラスまちづくりを行い、未来を担う次世代に引き継いでいくことが、本会に課せられた責務と心得ています。
変貌する社会情勢の中でも、市民との対話を徹底的に重視し、多くの実績と誠実で政治経験豊かな市政運営に精通したリーダーが求められています。
現職である中小路健吾市長は2期8年の実績と行動力を兼ね備えたリーダーであり、ふるさと長岡京のまちづくりに溢れんばかりの熱い情熱を傾けてまいりました。新しい長岡京市の未来と次世代50年に向けて中小路健吾市長を先頭に、市民の皆様と共に素晴らしい未来を造りましょう。
会 長寺家 照二
早いもので、平成27年1月に市長に就任させていただいてから、もうすぐ2期・8年が経とうとしています。
私は、2期目の市政を担わせていただくに当たり、『〜「計画」から「実行」へ 「考える」から「行動」へ〜』を基本に、徹底した「対話」重視の政治姿勢を貫き、市政を前に進めてきました。
この間、子育て医療助成の充実や待機児童ゼロの実現、京都済生会病院・乙訓休日応急診療所のリニューアル、ごみ指定袋制度や COOL CHOICE 実践補助金を通じた環境対策、中小企業振興条例の制定、また、市役所新庁舎(第1期)の完成も間近に迫るなど、多くの事業を「実行」に移すことができました。改めて、ご協力いただいたすべての皆様方に心から感謝申し上げます。
一方、2期目の任期の大半は、新型コロナウィルス感染症という、未曾有の事態に直面することとなりました。未知のウイルスとの闘いであり、また、私が基本姿勢としている「対話」が制限される中で、思い悩み、試行錯誤を繰り返しながらの歩みであったかもしれませんが、市民の生命・生活を守ることを最優先に、最大限の対策を行ってまいりました。
さて、長岡京市は、本年、市制施行50周年を迎えました。この記念事業のコンセプトは、「継承と発展〜8万人とつなぐバトン〜」です。
物価高騰やコロナ対策など、現下の緊急課題に的確に対応することは当然ですが、少子高齢化への対応や脱炭素社会の実現、デジタル技術の活用、阪急長岡天神駅周辺まちづくりなど、次の50年を見据えたとき、取り組むべき課題は山積しています。
これまで先人が守り、紡いでこられた文化や自然、住み良いまちを継承し、市民、議会、事業者、団体の皆様と一丸となって、未来へのバトンをつなぐ決意を固めたところです。
今後も、皆様との「対話」を大切にしながら、長岡京市の次の50年を切り拓いてまいります。
引き続きのご協力・ご支援をよろしくお願い申し上げます。
1973(昭和48)年長岡京市生まれ。
向陽幼稚園を卒園、長岡第五小学校、長岡第四中、西乙訓高校を卒業し、同志社大学法学部政治学科へ。同志社大学大学院総合政策科学研究科修士課程を修了後、衆議院議員の秘書となる。
2003年京都府議会議員に初当選し3期12年務める。この間、農商工労働常任委員長、建設交通常任委員長、決算特別委員長、関西広域連合議員などを歴任。
2015年 第5代長岡京市長に就任。2019年2期目再選。
趣味はフットサル、読書。最近、コロナ禍もあり、料理とランニングも始めました。家族は妻と長女、長男。